加藤史帆の判断力と瞬発力
加藤史帆は最強だ。あ、最強ってのは別に齊藤京子ちゃんの略では無いですよ。
緩めの茶番は置いておくとして、10月3日に「有吉反省会2時間スペシャル 昭和、平成、令和アイドル事件簿ベスト25」が放送されましたね。令和アイドルとして日向坂46からは加藤史帆ちゃん、齊藤京子ちゃんの2人が出演しました。
アイドルにハプニングは付き物と言ったところでしょうか。出演者は各々強烈な事件を赤裸々に明かしていきます。そんな中第9位には…
はい出ました。加藤史帆様がステージから姿を消す事件。まずは軽くそのときのことを振り返ってみましょう。
時は2017年。「真っ白なものは汚したくなる」のツアーが始まり、8月30日の最終公演は千葉県の幕張メッセで行われました。そこで「永遠の白線」を披露するけやき坂46(ひらがなけやき)に、間奏中ある事件が起きます。
メンバーの加藤史帆さんがステージから落下してしまいました。しかもステージの高さは約1.5mあり、彼女の身長とほぼ変わらないくらいです。いくら彼女の運動神経がピカイチとは言え、突然高い場所から落下したら受け身なんてとれずに怪我をしてしまう可能性もあったはずです。
しかし加藤史帆という人間は違いました。それがこちら。
いや、強い。強いですね。本人の怪我さえ無ければファンとしては十分とも言える場面ですが、意地でもパフォーマンスに参加しようとする様が、けやき坂46を愛していてライブを心から楽しんでいる証拠だなと感じました。
ところで彼女がステージから落下したのは曲中の間奏、おそらく永遠の白線の3分15秒あたりです。すると、落下してからしれっと決めポーズに合流するまでにわずか1分しかありません。
これはけやかけの映像。怪我してないとおっしゃっていましたが、痛みが無かったわけでは決してなかったと思います。それに予期せぬ出来事だったので、落下した直後は状況がよく分からなかったのではないでしょうか。
そんな中、そんな中ですよ。「まだ最後の決めポーズくらいは間に合う」とマイク片手に1人で1分間ダッシュし、結果堂々たる姿で登場したのはかなり凄いことではないでしょうか。その判断力と瞬発力はプロ意識から来るものなのか、それとも学生時代に培った何かが起因しているのか…。いずれにせよ、これは加藤史帆のハプニングであり加藤史帆の潜在的なライブへの貪欲さでもあるのです。
きょんこハート氏からも言われてますね。というわけで加藤史帆ちゃんの怪我をしない最強の身体とストイックなプロ意識で見事曲中に復帰をした様子を振り返りました。単純に「やばい!」の一心だっただけかもしれませんが、特に後者はなぜ彼女が日向坂46の中心メンバーとしてあり続けるのかということの答えの1つであるようにも思えますね。
楽曲でもバラエティーでも中心メンバーの加藤史帆ちゃん。今夜は「日向坂で会いましょう」、明後日は「レコメン!」ですね。彼女の活躍に今後も期待です。